シスペラ(Cyspera)とは?システアミン5%配合クリームの仕組みと「オリジナルプラス」で変わったこと
「シミやくすみが気になって、いろいろ試してきたけれど、なかなか自分に合うものが見つからない」——そんなお声をよく耳にします。ハイドロキノンが肌に合わなかった、という方も少なくありません。
今回ご紹介するシスペラ(Cyspera)は、システアミン5%を配合した、ちょっと変わった使い方をするクリームです。塗ったままにせず、15分おいて洗い流すのが特徴なんです。
この記事では、シスペラがどんなブランドなのか、主成分のシステアミンのこと、そして現在お取り扱いしている「オリジナルプラス」で何が変わったのかを、できるだけわかりやすくまとめました。
この記事のポイント
- シスペラ(Cyspera)は、スイスのサイエンティス(Scientis)社が開発したスキンケアブランドです
- 主成分は、体内でもつくられるアミノ酸由来の整肌成分システアミン。5%配合しています
- 肌にのせる時間を15分に区切り、洗い流して使う設計です
- ハイドロキノンとははたらき方がまったく別の成分です。現行品「オリジナルプラス」での変更点も解説しています
シスペラ(Cyspera)ってどんなブランド?
シスペラは、スイスの皮膚科学研究企業サイエンティス(Scientis)社が開発したスキンケアブランドです。日本では医療機関を通じて取り扱われています。
いちばんの特徴は、システアミンという整肌成分に着目していること。そして、肌に長時間のせておくのではなく、一定時間塗布したあと洗い流す「ショートコンタクト」タイプであることです。
- 主成分…システアミン5%(全成分表示名:システアミン塩酸塩)
- 使い方…塗って15分おき、ぬるま湯で洗い流す
- 不使用…ハイドロキノン・ステロイド・パラベン
- 向いている方…色ムラやくすみ感が気になり、透明感のある肌印象をめざしたい方
「塗って洗い流す」と聞くと、少し手間に感じるかもしれません。でも実際は1ステップで完結するので、慣れてしまえばとてもシンプルですよ。
主成分「システアミン」について
もともと体の中にもある成分
システアミンは、アミノ酸の一種であるシステインから体内でもつくられている成分です。スキンケアの分野では、色ムラやくすみ感に着目した成分として研究が進められてきました。
シスペラでは、このシステアミンを5%配合しています。
なぜ「洗い流す」の?
システアミンを配合したクリームは、肌にのせる時間を15分に区切って使うよう設計されています。長くのせればよい、というものではなく、決められた時間で洗い流すことが、肌への負担をおさえながら続けるためのポイントです。
そのため、「15分を超えて放置しない」「塗る直前に洗顔しない」といった、いくつかのルールがあります。詳しい使い方は、シスペラの使い方をまとめた記事でご紹介していますので、あわせてご覧くださいね。
ハイドロキノンとの違い
シミ・くすみケアでよく名前が挙がるハイドロキノンとは、はたらき方がまったく別の成分です。シスペラにはハイドロキノンが入っていないので、ハイドロキノンが肌に合わなかった方の選択肢のひとつとして選ばれることもあります。
また、シスペラは休薬期間を設けずに続けられる設計とされています。成分ごとの違いはシステアミン・トラネキサム酸・ハイドロキノンの比較記事でも詳しくまとめています。
「オリジナルプラス」で変わった3つのこと
現在当ショップでお取り扱いしているのは、改良版の「シスペラ オリジナルプラス(Cyspera Original+)」です。従来品からの主な変更点を、メーカーの公表情報をもとにご紹介します。
1. 新しい成分「アイソバイオニックアミド」を配合
ナイアシンアミドの強化型分子であるアイソバイオニックアミド(全成分表示名:イソナイアシンアミド)が新たに加わりました。システアミンとの組み合わせにより、メーカーの発表ではチロシナーゼ阻害効果が従来品の約6倍になったとされています。
2. 独特のにおいを大幅に軽減
システアミンには、パーマ液のような独特のにおいがあります。従来品では「においが気になって続けにくい」という声もありました。オリジナルプラスでは、独自の技術によってこのにおいが大幅に軽減されています。
3. エイジングケアの視点もプラス
オリジナルプラスは、色ムラ・くすみ感のケアに加えて、肌のハリやキメといったトータルなエイジングケアも意識した設計になっています。
※エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのことです。
| 項目 | 従来品 | オリジナルプラス |
|---|---|---|
| ベース成分 | システアミン5% | システアミン5% |
| 組み合わせ成分 | ナイアシンアミド | アイソバイオニックアミド(新配合) |
| チロシナーゼ阻害効果 | ベースライン | 従来品の約6倍(メーカー発表) |
| におい | 独特の強いにおい | 大幅に軽減 |
| 使い方 | 塗って15分おき、洗い流す(共通) | |
オリジナルプラスの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | シスペラ オリジナルプラス(Cyspera Original+) |
| 容量 | 30ml |
| 主成分 | システアミン5%、アイソバイオニックアミド |
| そのほかの成分 | シア脂、パンテノール、スクワラン、パルミチン酸アスコルビル、アスコルビルリン酸Na、トコフェロールなど |
| 不使用 | ハイドロキノン、ステロイド、パラベン |
| 使い方 | 塗布後15分おいて洗い流す |
| 発送 | 当日〜翌営業日発送 |
保湿成分のシア脂やパンテノール、スクワランなども配合されています。洗い流すタイプとはいえ、肌へのやさしさにも配慮された処方ですね。
使い方のイメージ
使い方の流れはとてもシンプルです。
- 洗顔は1時間以上前に…塗る直前の洗顔は避けます。皮脂がある状態で塗るのがポイントです
- 2〜4プッシュを薄く均一に…気になる部分には0.5〜1プッシュを追加
- そのまま15分待つ…軽い熱感やピリピリ感が出ることがありますが、次第に落ち着きます
- ぬるま湯で軽く洗い流す…タオルでやさしく水分を拭き取ります
- 保湿クリームでしっかり保湿…日中はSPF30以上の日焼け止めを
最初の16週間は1日1回の集中ケア、その後は週2回の維持ケアに切り替えます。
「洗顔のタイミングがよくわからない」「においが気になる」など、使い始めに迷いやすいポイントは、シスペラ オリジナルプラスの正しい使い方で詳しくお話ししています。
シスペラはこんな方におすすめ
- 顔全体のくすみ感や、部分的な色ムラが気になる方
- 紫外線による肌印象の変化が気になる方
- ハイドロキノンが肌に合わなかった方、ハイドロキノン不使用のケアを探している方
- 休薬期間を気にせず、長くホームケアを続けたい方
- 手順の少ないシンプルなケアが好きな方
使う前に知っておきたいこと
- 使い始めは、乾燥・赤み・熱感・ピリピリ感などを感じることがあります
- 目や口のまわり、粘膜への使用は避けてください
- トレチノインや高濃度レチノール、ハイドロキノン配合製品との併用は避けてください
- 使用中は日中の紫外線対策が欠かせません
- 妊娠中の方はご使用をお控えください
よくある質問
シスペラは何に使うクリームですか?
システアミン5%を配合した、洗い流すタイプの集中ケアクリームです。色ムラやくすみ感が気になる肌を整え、透明感のある明るい肌印象をめざすホームケアに使われています。
従来品とオリジナルプラスは何が違いますか?
どちらもシステアミン5%がベースですが、オリジナルプラスはナイアシンアミドの強化型分子「アイソバイオニックアミド」を新たに配合し、システアミン特有のにおいも大幅に軽減されています(メーカー発表)。当ショップでお取り扱いしているのはオリジナルプラスです。
ハイドロキノンは入っていますか?
ハイドロキノン、ステロイド、パラベンは使用していません。
塗ったまま寝てもいいですか?
いいえ。塗布後は15分を目安にぬるま湯で洗い流してください。15分を超えて放置しないことが大切です。
どのくらいの期間使いますか?
最初の16週間は1日1回の集中ケア、その後は週2回の維持ケアに切り替えるスケジュールが案内されています。
においはありますか?
システアミンには独特のにおいがありますが、オリジナルプラスでは独自の技術で大幅に軽減されています(メーカー発表)。においの感じ方には個人差があります。
ほかのスキンケアと一緒に使えますか?
洗い流したあとは、化粧水や保湿クリームなどいつものお手入れでしっかり保湿してください。トレチノインや高濃度レチノール、ハイドロキノン配合製品との併用は避けてください。
妊娠中でも使えますか?
妊娠中の方はご使用をお控えください。
まとめ|「塗って、待って、流す」新しい選択肢
シスペラは、システアミン5%を配合した、塗って15分おいて洗い流すタイプの集中ケアクリームです。ハイドロキノンとは違うアプローチで、色ムラやくすみ感が気になる肌を整え、透明感のある肌印象をめざします。
現在お取り扱いしているオリジナルプラスは、アイソバイオニックアミドの新配合と、においの軽減で、より続けやすくなりました。「シミ・くすみケア、次は何を試そう?」と考えている方は、選択肢のひとつにしてみてくださいね。
参考・関連リンク
- アトール公式|シスペラ(Cyspera)商品一覧
- 当店コラム|シスペラ オリジナルプラスの正しい使い方
- 当店コラム|システアミン・トラネキサム酸・ハイドロキノンの違い
- 当店コラム|ハイドロキノンとトラネキサム酸の違い
- Cyspera 公式サイト(英語)
※本記事のイラスト・図解は内容をわかりやすくするためのイメージです。製品の写真は当ショップの商品画像を使用しています。
※本記事は一般的なスキンケア情報をお届けするもので、診断や治療を目的としたものではありません。使用感・実感には個人差があります。成分・価格・仕様は変更される場合がありますので、最新の情報は各商品ページをご確認ください。
※お肌に合わないときや、赤み・かゆみ・刺激などの異常があらわれたときは、使用を中止してください。
